昼に訪れると迷ってしまう・・・と言った友人がいました。
そうです銀座は人によっては夜の街。所謂社用族の人たちにとっての銀座というのは夜だけの街なんですね。
私も銀座が大好きな人のひとりです。
銀座はやはり訪れる人たちのレベルに合わせた上質な店が並んでいます。
少しでも気を抜くとお客は離れていくという緊張感がこの街で働く人々はもっています。
日本一の一流歓楽街ですし、銀座に店を出しているというだけでなぜかしら信頼感を感じてしまいます。
この街の遊び方は千差万別ですが、旦那衆に支えられている街ですから、なるほど豪気で粋な遊び方を前提に様々なものが提供されているのではないでしょうか。
軽トラの花屋で花を買う時などはもううきうきしてしまいますし、ああ銀座を楽しんでいると感じられる瞬間でもあります。
黒服の呼び込みなどもめったにないですし、バーなんかはそれなりの客でカウンターが埋められ、泥酔客などはひとりもいない。
背後で黄色い声がしたと振り向くときらびやかなドレスをまとった美人が見送りの手を振っている。
深夜の蕎麦屋などに入るとこの美人たちとお客が店からの流れで仕上げ飲みをやっている。
値段も価値も常識もすべてが銀座仕様でできていて、銀座好きはこれらすべてを味わいに今宵もこの街をおとずれるのである。
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